SSブログ

タマメロの飼育環境 [リクガメ&フトアゴ]

ニホンカナヘビの第3子が孵化する等の出来事もあったんですが、それはある程度結果が出てから記事にしようと思います。
というわけで今回はタマゴとメロンのお話。

我が家にお迎えしてタマゴは約4年、メロンは約2年が経ちました。
その間、飼育環境については試行錯誤の繰り返しでした。
しかし、この夏にようやく完成かなという状態に辿り着いたので一度まとめておこうと思います。

先ずは昔から変わらない飼育スタイルのお話。
我が家ではタマゴとメロンに関してはケージに入れっ放しということがほぼありません。
日中は出来る限りリビングフリーです。
2匹ともフリーにしていても行方不明になったり悪さをしたりしないので。
給餌もリビングでします。
メロンは活発に歩き回ったり寝たりしていますが、タマゴはあまり動きません。

DSC_0191.JPG

塞いでいたテレビボードの下を解放してからはそこも活用しています。
(テレビボードの下もロボット掃除機が入って行ってくれるので楽チンです。コード類は一工夫して全てテレビボード裏に作った箱の中。)

そんな感じなのでケージは寝床としてのみ使ってます。
寝床なのでケージは少し狭いけど60×45です。
保温は暖突のMサイズ。
バスキングライトはゼンスイのマイクロサン(28W)を使ってます。
超小型のライトなので設置がとても楽です。
紫外線ライトは使っていません。

DSC_0227.JPG

紫外線は日光浴に頼っています。
私の仕事は交替勤務なので、日中に家に居ることが多いので可能なことなのかもしれません。
妻もしてくれますしね。
マイクロサンも紫外線を照射するようですが、これは「無いより良い」くらいに思っておいたほうが良さそうです。
曇りだろうと雨だろうとやはり太陽光が一番。

さて、ずっと頭を悩ませてきたのは床材です。
きっと飼育者が最も悩む問題ではないでしょうか。

DSC_0099.JPG

最初に使ったのはヘビにも使っているペットシーツです。
ペットシーツの良いところは掃除が楽なこと。
汚れたらさっと交換出来ますからね。
清潔を保ち易いです。
しかーし!
ヘビには無くてトカゲやカメにはある物が問題になりました。
それは爪です。
とにかく爪が引っ掛かる。
見るからに歩き難そう。
汚れるより先にボロボロになることも。
というわけでペットシーツは却下です。

次に試したのはデザートブレンドというクルミが原料の砂です。
とりあえずこれだけを敷き詰めてみましたが、下がガラスなせいか滑りまくり。
滑らないように鉢底ネットを敷いてみたりしましたが、タマゴやメロンが歩いているうちに鉢底ネットが浮いてきて見栄えが悪くなったので失敗。
しかも粉塵がすごいんです。
食べても安心な素材かもしれませんが、粉を吸い込むのは身体に悪そう…。
というわけでこれも却下。

次に試したのは人工芝。
洗い難いのは困るので、人工芝の中でも目の粗い良くある安っぽい物を選びました。
でもこれが意外と洗い難い。
しかも歩き易いとは言いえない感じ。
正直見た目も微妙…。
というわけでこれも却下。

次に試したのはウォールナッツサンドという商品。
これもデザートブレンドと同じでクルミが原料の砂なんですが、デザートブレンドよりも粒が大きめなんです。
その分だけ粉塵が少ないので良い感じです。
デザートブレンドより少しだけ値段が高いけど。
これは滑ることが分かっていたので最初から対策しました。

DSC_0035.JPG

砂の下にDAISOで買ったスレートプレートという石板を敷いてあります。
効果は抜群で滑ることなく歩き易そうです。
こういう砂系の排泄物処理は拾える物は拾い、拾えない尿なんかは砂ごと掬って廃棄だと思うんですが、ちょっと清潔を保ち難い印象です。
出来れば2ヶ月くらいで全交換してあげたいんですが、コストが気になります。
そこで、いっそスレートプレートだけにしてみました。

DSC_0530.JPG

歩き易さは抜群に見えるのでしばらくスレートプレートのみでしたが、汚した時にこのプレートを洗うとなると少し大変でした。
洗面所で洗うと、気を付けないと洗面台を傷つけてしまうのです。
かと言って浴室で洗うのは面倒。
それに見た目がとても寒々しい。

そして辿り着いたのが園芸用の赤玉土(小粒)です。
有機物を殆ど含まないので虫が湧いたりしないし、土だから食べても害は無いし、何と言っても安い!
もう爬虫類用の床材に比べたらお値段が1/10くらいなので使い放題な勢いです。

DSC_0017.JPG

これも滑ることが予想されるのでスレートプレートを下に敷きました。

DSC_0030.JPG

土なのでメロンの身体が少し汚れますが私にとっては気にならないレベル。
むしろ野性味が出て良い感じとさえ言えそう。
タマゴも土が付いているんだろうけどタマゴは汚れが見えません。

DSC_0032.JPG

約4ヶ月使ってみましたが良い感じです。
湿度調節も思いのままだし。
良い感じ過ぎてカナヘビにもムカデにも使ってます(笑)
一つ不満を挙げるとすれば大量に捨てる時は重いってことですかね。

おしゃれとは言えないかもしれませんが、床材に困ったら試してみる価値はあると思います。
nice!(11)  コメント(4) 

nice! 11

コメント 4

リュカ

なるほど床材!
今回、カブトムシの鎖骨くんでさえ、
ひっくり返らずに歩きやすいものはなんだろうって、タオルだの手ぬぐいだの、あれこれ引っ張り出してきたもの。

おしゃれも大事ですが、やっぱり一番は住む子のためと、お手入れのしやすさですかね^^
by リュカ (2021-09-15 14:54) 

んーみん

今回保護した
二ホントカゲの幼体を飼うのは難しいので
今も、悩んでます。
カブトムシ用のビバを含んだ腐葉土に近いものと杉チップ

本当、床材悩みますね。
(あれこれ考えてるこの時、嫌じゃないけどw)

ヘビでも、
ペットシーツボロボロにしてしまう子います。
家では、
掘るための角を持つセイブシシバナヘビと
水に濡らしたり破るのを楽しんでる
若干1匹のコーンスネークw

シシバナは土を掘れるように角があるので
本当は土の方が良いのですが、
他のヘビよりも排泄物が強烈な匂いなので
消臭効果のあるウッドチップだったり
猫用のトイレ砂をブレンドしていた時期もあります。
利点もあれば、欠点もあるので
今のところ、破かれても
消臭効果があるペットシーツが一番手入れが楽かな?
って感じです。
by んーみん (2021-09-15 17:32) 

goro

【リュカ様】
ホント、リュカさんに飼われるカブトムシは幸せだなぁ(* ´ ▽ ` *)
住み心地、手入れのし易さ、見た目、いろいろ考えるのも飼育の楽しさかなと思ってます。
by goro (2021-09-16 23:39) 

goro

【んーみん様】
ニホントカゲの幼体は難しいって言われてますね。
屋外飼育だと上手く行くらしいので、日光がカギなのかなーと思ってます。
潜るタイプのヘビは飼育したことがないのですが、サンドボアとか興味あります。
床材悩みそうですが(笑)
by goro (2021-09-16 23:47) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。