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息子が拾ってきた卵 [その他]

ご無沙汰しておりました。
忙しかったわけでもなく、ちょっとブログ意欲が減退しておりました(^^;
まぁ、ちょっと凹む出来事もありまして。

先月の30日、息子が何かの卵を持って帰ってきました。

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大きさは1×1.5cmくらいで、21個もありました。
息子の話しによると、公園で友達と遊んでいて、石を持ち上げたらカナヘビのような生物が走り去って、卵が残されていたんだとか。
母親らしき生物は戻ってくる様子もなくて、放っておいたら卵が死んでしまうと思ったようなんです。

だけど、発生した爬虫類の卵は上下を保持するのが常識のようなもの。
なぜ上下を変えてはいけないかは省きますが、とにかく持ち帰った時点ではもうどこが上だったのかなんてわかりません。
息子は振動を与えないように注意して持ち帰ったらしいけど、小4の子供がどんなに注意してもかなりの振動だったはず。
そしてどれだけ転がったかもわからない。

持ち帰ってから3時間は経過しているであろうその卵をとりあえずキャンドリングしてみました。
すると驚いたことに21個全て胎動していました。
だけど、どこが上だったのか分からない…。
とりあえずキャンドリングで見えた色の濃淡から判断して「上かもしれない」位置に印をつけました。
そしてその印が上とは限らないので印の位置を全て上にはせずに、真横だったり斜め下だったりと、3パターンに分けました。

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そして拾ってから丸2日が経った時に生存確認として3個だけランダムにキャンドリングしました。



眼も尻尾もハッキリ確認出来て、元気に動いていました。
これであとは孵化を待つばかり。
そう思っていたのです。

しかし5日目、多数の卵にカビが発生。
カビが生えてるってことはその卵はもう死んでいる可能性が高いんですが、案の定でした。

DSC_0007.JPG

私は胎動が確認出来た9個をまた別の容器へ移しました。
湿度が高過ぎというか湿ったバーミキュライトに接してるのがダメなのかと思って、今度は鉢底ネットを敷きました。
しかし、あれこれ調べてみたけど結局原因を特定出来ないまま卵は全滅してしまいました…。

死んだ卵を開いてみた結果、キレイに3本のラインが入ったニホントカゲが出てきました。
ニホントカゲのお母さん、すみません…。
カナヘビとトカゲの成体は体色が似ているので息子は区別出来なかったようです。

そしてニホンカナヘビは卵を産みっ放しなのに対して、ニホントカゲは卵のお世話をするそうです。
転卵するのかどうかは分かりませんが、飼育下で卵を移動していたという記事がありました。

しかし、仮に転卵するとしてもいつどのようにするのかは全く謎ですし、いつでもどれだけでも転がしてOKなんてこともないはず。
管理が悪かったのか、それとも持ち帰った時点で悲劇のカウントダウンは始まっていたのか。
すべては謎です。

いやー、1匹だけでも孵化させてあげたかったなー。
トカゲ母さん、ホントにスミマセンでした( ノД`)…
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