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考えが足りなかった [ニホンカナヘビ]

ママが我が子を咬み殺してしまいました…。

始めに、我が家のカナヘビをおさらい。
フルアダルトの♂「パパ」
フルアダルトの♀「ママ」
最初に息子が捕まえたカナヘビベビー「大ちゃん」
その次に捕まえたカナヘビベビー「中ちゃん」
我が家で孵化して育ったカナヘビベビー「小ちゃん」
まぁ子供達は成長してフルアダルトとほぼ変わらない大きさになっていますが。

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昨年11月にカナヘビの記事を書いた時は平和でした。
夫婦は60cmケージで、子供達はプラケースで、争うこともなく暮らしていました。
しかし、12月の初旬にその平和は崩れました。
ママがパパの足を執拗に咬んで血まみれにしてしまったのです。
怪我した足をさらに咬もうとするのでママを隔離することにしました。
と言ってもそんなに沢山のケージを用意するのは難しいので、ママを子供達のプラケースに入れて、子供達は60cmケージでパパと同居して貰いました。
まだアダルトと比べたら小さいけど、とてもじゃないけど補食されるとは思えない大きさになっていたので。
しかし、瘡蓋になっていた怪我がまた出血していたので良く観察してみると、子供達もパパの足を狙って咬んでいたのです。
そこで今度はママを60cmケージに戻して、パパをプラケースに隔離しました。
それが12月の下旬くらいだったかな。
そこからはまた平和な日々でした。
パパの足も順調に回復しています。
もうすぐパッと見はわからないくらいにキレイになると思われます。

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ところが、一昨々日の1月24日に仕事から帰ると「ママが小ちゃんを咬みまくってたから隔離した」との報告が妻と息子からありました。
見てみるともうぐったりしています。
目立った出血はありませんが、良く見ると全身咬まれたんだなとわかる感じでした。
「これはもう手遅れかな…」と思ったら翌朝には…。
亡骸は庭に植えた蜜柑の木の根本に埋めました。

小ちゃんは我が家で孵化しただけあって一番人慣れしていました。
手を差し出すと乗ってきてくれるのは小ちゃんだけ。
正直一番可愛いと思っていました。

ニホンカナヘビは多頭飼い可能と良く見聞きしますが、注意点はあります。
ケージが広くて隠れる場所があること、大きさが違い過ぎると共食いする可能性があること、一匹一匹の摂餌量を把握すること、繁殖期に気が荒くなることがあるので注意すること。
私はカナヘビを温厚だと思い込み、隠れる場所を軽視していました。
隠れる場所を増やすと、先ずは観察が難しくなります。
異常を発見する為に観察は重要です。
それから給餌も難しくなりますし、日光浴も難しくなるし、掃除もし難くなります。

最初は石組みで隠れ家を作ったんです。
でも夫婦仲が良かったからなのか慣れていなかっただけなのか夫婦だけだったからなのか、全然利用しなかったので石の数を減らしてしまいました。
思い返せばそれが「隠れ家の必要性はあまりない」という意識の始まりだったんだと思います。

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小ちゃんの死後、すぐに石組みを増やして隠れ家を作りました。
大ちゃんと中ちゃんがさっそく入りました。
もう少し石を増やそうかな。
手持ちはもう無いから買いに行かないとね。

もう後悔しても遅いんですが、もっと考えて工夫して飼育していかなければいけないと思いました。

石なんてその辺で拾えないのかと思いますが、探してみると見映えの良い石ってなかなか無いんですよねー。
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ブログのスタイルを変えてみよう [ニホンカナヘビ]

久しぶりの更新です。
最近はInstagramばかりだったからなー。
そこでブログのスタイルを変えてみようと思います。
Instagramよりすこし情報量が多い程度にしたらさくさく更新出来るんじゃないかと(笑)

カナヘビさん達は元気にしてます。

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あれから、孵化して育つことが出来たのは結局1匹だけでした。
その1匹も左後ろ足が少し変形しているようですが、生活に支障は無さそう。
他に子供がもう1匹カナヘビの子供を捕まえてきたので、今は親2匹と子3匹です。
まだ親と同居は心配なサイズだからケージは別。
子供達のプラケースはライトを設置出来ないから、ちょっと手間だけどその都度ライトを当ててあげてます。
同居出来るのは来年の2月くらいかなー。

餌は全員フードに餌付きました。
コオロギも併用していきますが、やっぱりフードを食べてくれると給餌が断然楽になりますね。

☆おまけ☆
父の葬儀に出られませんでしたが、先月の23日に行われた納骨には出席してきました。
墓地へ移動する時に、兄がお骨を持たせてくれて、その時にやっと泣くことが出来ました。
いろいろ気遣ってくれた兄姉夫婦に感謝感謝です。
久しぶりの帰省は家族4人で行き、母にも面会出来ました。
2泊3日の帰省で、泊まりは幼なじみの旅館。
実家はもう空き家なので。
快く泊めてくれる幼なじみにも感謝。
やっぱり故郷って良いね。
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カナヘビの夫婦をお迎え [ニホンカナヘビ]

次は半月経たないうちにとか言っておきながら半月経ってしまいました( ̄▽ ̄;)

それは先月の25日のことです。
近くに住む友人から「飼っていたカナヘビが卵を産んだんだけど引き取って欲しい」と連絡が来ました。
その友人は別に生き物大好き人間とかではなく、普通に子供と一緒に捕った生き物を飼育する程度な人です。
たぶん…。
今はカブトやらクワガタやらが思いがけず産卵したのでそれだけでもう手一杯で、これまた思いがけず産卵したカナヘビにまで手が回らないらしい。
もちろん嫌なわけがないので引き取りました。

持ってきてもらった飼育ケースを覗くと乾燥気味な土の上に卵が転がっていました。
大きく育った卵が2個、少し育った卵が2個、凹んだ小さな卵が3個で合計7個ありました。
上になっている所にマジックで印をつけて、用意しておいたプリンカップに移動。
プリンカップはバーミキュライトを敷き詰めた物と水苔を敷き詰めた物とで2種類。
凹んだ卵も水分を吸ったら膨らむ可能性があるので丁寧に移しました。

すると友人が、親カナヘビも引き取らないかと言うのです。
終生飼育するつもりではなく、この夏に少しだけ飼育して逃がす予定だったとのこと。
カナヘビは欲しかったので卵と共にありがたく譲り受けました。

急でしたが飼育環境を整える材料はバッチリあるので、その日のうちにさっそくレイアウト。

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少しずついじってこんな感じになりました。
拾ってきたけど使ってなかった流木もピッタリ収まって良い感じ。
昨日ケージの中央に石を積み上げたので今はまた少し変化してますが。

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仲がとても良いカナヘビ夫婦で、1日の大半を寄り添って過ごしています。

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寝るときは観葉植物の上です。
ハンモックみたいで寝心地が良いのか、身を隠せる場所を造ってあげても入りません。
カナヘビって穴の中とか何かの下に隠れて寝るんだと思ってたー。

産卵で痩せていた♀もコオロギをたくさん食べて今はふっくらしています。
また卵を産みそうなお腹。
♀は活き餌だけじゃなくてフードも食べてくれました。
♂は全く食べてくれないけど。
コオロギはピンセットからでも食べるんですけどね。
フードはガン無視です。
でもコオロギを飲み込む瞬間にフードを放り込めば食べてくれます。
まぁ慣れてくれるのを気長に待ちます。

次は卵のお話です。
なんと、卵を引き取った翌朝に大きかった2個の卵が孵化しました。
はえーよ。
こころのじゅんびがー。

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朝起きると、1匹は既に自力で卵から出てきて元気にうろちょろしてました。
しかし、もう1匹は殻を破ったのを発見してから1時間経っても出てこなかったので少し手助けしました。

2匹とも元気そうに見えましたが、自力で出て来なかった子はその日の晩に亡くなってしまいました…。

孵化した日の翌日、生き残った方にコオロギを与えてみましたが食べませんでした。
カナヘビは孵化してから数日は餌を食べないらしいけど一応ね。

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しかし2日経っても3日経っても食べませんでした。
全くコオロギにもフードにも反応することなく、逃げ惑ったり目を閉じたりするだけ。
水滴も舐めてるのかどうなのか良く分からない。

そして孵化から80時間ほどが経過した時、亡くなってしまいました。

うーん、食べる子はコオロギでもフードでもすんなり食べるみたいなんだけどなぁ。
乾燥気味の土で育ったから体力が無かったのか、28℃は暑過ぎたのか、あるいは両方か…。
でも自然界はもっと過酷なはず…。

他の卵ですが、今のところは順調なようです。
凹んでいた卵も膨らんだので有精卵だと思います。
このまま成長して無事に孵化すると良いなぁ。
そして今度こそ…。

因みに、息子が捕獲したカナヘビベビーは元気に育ってます。
共食いを避ける為に別容器ですが。
同じ過ちは繰り返すまい。

☆おまけ☆

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何この怪しい芝生の枯れ方。
いかにも何か撒きましたって感じ。
もちろん家族の誰も何も撒いてはいない。
あれか?
バリカンタイプの芝刈機がうるさかったからか?
でも年に3回くらいしか使わんぞ?
しかも狭いから15分くらいで終わるし。

「庭で殺鼠剤事件」が頭に浮かんで心配になります。
何食べるか分からん食いしん坊のメロンは当分庭に出せません。
もちろんタマゴも。

ちっくしょーーーー。

「庭で殺鼠剤事件」を知りたい人はこちら
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カナヘビちゃんベビー [ニホンカナヘビ]

今日の本題に入る前に、先ずはニホントカゲを手放した経緯を軽く説明せねばなるまい…。
前々回の記事でニホントカゲの大人が子供を食べてしまったと書きましたが、それが火種でした。
そのことに対する考え方というか感じ方の違い?
簡単に言うと、私は爬虫類…っていうか動物っていうのは共食いするものなんだと理解していて、天ちゃんが子供を食べたことも素直に当たり前に受け入れました。
しかし、妻にとってはそれなりの衝撃だったようです。
自分が飼っているわけじゃないけど名前までつけた可愛い天ちゃんが、これまた可愛いベビートカゲを食べてしまったので「なんでそんなことちゃったのよ!」…と。
まぁそんなすれ違いからいろいろありましたが、良く話し合って「お互い受け取り方が違うんだね」となって解決したわけであります。
まぁこれを読んだだけでは「そんなことで?」と思われるかもですが。
子供達(特に息子)にも気を使わせてしまいました。

で、先日仕事から帰ると息子からプレゼントがありました。
なんとカナヘビのベビーでした!
庭で捕獲したらしいんですが、どうやらニホントカゲの飼育を断念した私が喜ぶのではと思ったようです。
息子自身も好きですしね。
そんなわけで飼育することにしたのです。

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それにしても小っさ!!
体重を測ってみましたが、1g未満のようで計測不能でした。

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丁度コオロギが孵化した所だったので餌もバッチリです。
昨日も今日も12匹食べました。
あとは小さな蜘蛛も1匹。

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飼育はガラスケージだとスライドガラスの隙間から出てしまいそうなのでプラケースです。

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観葉植物に登ったりして元気に立体活動もしています。
顔のアップは恐竜みたいでカッコ良い!
小さいどころじゃないくらい小さいけど!(笑)

とりあえず目標は1gです(≧∇≦)

それにしてもこんなベビーがうちの庭に居たとは…。
ホントにこの辺でカナヘビはレアなのですよ。
トカゲはたくさん居るけど。

☆おまけ☆
ず~っと前にちょろっと話の中に登場しただけなのでほぼ初めましてだと思いますが、うちにはホワイトザリガニも居ます。

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苔で汚れた大きなザリガニが咲太郎くん。
うちへ来て丁度2年になります。
で、脱皮したばかりで真っ白なのが先月お迎えしたお嫁さんの柚ちゃんです。

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脱皮前も真っ白でしたが、脱皮後はもう透き通るような白で本当にキレイ。

咲太郎を迎えてからつい最近まではエアレーションも無い溜まり水での飼育でした。
ザリガニは水面にエラを出すことさえ出来れば、水中の酸素が無くなっても呼吸出来るのです。
でも、たぶんそれが苔の原因だと思います。
今はちゃんと外部フィルター完備の普通の水槽なんですが、咲太郎くんが少しずつキレイになってるような気がします。
柚ちゃんも全然苔が生えたりしなかったし。
でも咲太郎くんが真っ白になることは無さそう…。
去年の4月の脱皮を最後に全く脱皮をしなくなった咲太郎くん。
不思議に思って調べてみると、なんと♂は成熟すると欠損部の再生等の必要に迫られない限り、もう脱皮をしないんだとか。
咲太郎くんには申し訳ないことをしてしまいました。
欠損…は可哀想だから、何か他のキッカケで脱皮してくれると良いのですが…。

というわけでおまけはホワイトザリガニの紹介でした。

それではまた、せめて半月経たないうちに更新したい…とは思ってます(^^;
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カナヘビちゃん [ニホンカナヘビ]

一昨日、ハルの散歩中にカナヘビちゃんを捕獲しました。
まだまだ子供かなという大きさ。
実はニホンカナヘビに遭遇したのは関西に越してきてから初めて。
ニホントカゲなら庭で毎年10回は見るんですけどね。
そういえばニホントカゲはブログに載せたことあったかな?なかったような?

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捕獲した初日からコオロギをモリモリ食べてくれたので飼育したい欲求が湧いてきてしまいました。
夜になって消灯すると、足場として申し訳程度に入れておいた雑草にアゴを載せて、いわゆるアゴ枕で寝ていました。
もう可愛すぎて悶絶物(* >ω<)
そしてかなり悩みましたが飼おうと決意。

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翌日、空いてるプラケにさっそく仮レイアウト。
カブトムシ達が小型爬虫類ケージを使い終わったらそっちに移そうかなーなんて考えていましたが…。
仕事をしながらも更に悩む始末。
うちは爬虫類飼いとしては生体少なめだと思いますが、私にとってはもう充分多い。
愛犬、ヘビ、フトアゴ、リクガメ、ザリガニ、熱帯魚、カブトムシ…。
ヘビはあと少しくらい増えても困りませんが、生涯昆虫食のトカゲとなると手間は激増します。
コオロギのお世話に終わりが来ないとかも正直かなりしんどい(^^;
そんなこんなで良~く考えた末に飼育を諦めました。
滞在は2泊3日。
我が家に来てから11匹目のコオロギを与えて、先ほど放しました。
カナヘビちゃん元気でね!

でも爬虫類イベントとか行ったら何かお迎えしちゃうかもしれないけど(笑)

☆おまけ☆
最近お絵かきしてます。

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ボールパイソンとかフトアゴも描きたいなぁ。
すぐ飽きるかもしれないけど!
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