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考えが足りなかった [ニホンカナヘビ]

ママが我が子を咬み殺してしまいました…。

始めに、我が家のカナヘビをおさらい。
フルアダルトの♂「パパ」
フルアダルトの♀「ママ」
最初に息子が捕まえたカナヘビベビー「大ちゃん」
その次に捕まえたカナヘビベビー「中ちゃん」
我が家で孵化して育ったカナヘビベビー「小ちゃん」
まぁ子供達は成長してフルアダルトとほぼ変わらない大きさになっていますが。

DSC_0358.JPG

昨年11月にカナヘビの記事を書いた時は平和でした。
夫婦は60cmケージで、子供達はプラケースで、争うこともなく暮らしていました。
しかし、12月の初旬にその平和は崩れました。
ママがパパの足を執拗に咬んで血まみれにしてしまったのです。
怪我した足をさらに咬もうとするのでママを隔離することにしました。
と言ってもそんなに沢山のケージを用意するのは難しいので、ママを子供達のプラケースに入れて、子供達は60cmケージでパパと同居して貰いました。
まだアダルトと比べたら小さいけど、とてもじゃないけど補食されるとは思えない大きさになっていたので。
しかし、瘡蓋になっていた怪我がまた出血していたので良く観察してみると、子供達もパパの足を狙って咬んでいたのです。
そこで今度はママを60cmケージに戻して、パパをプラケースに隔離しました。
それが12月の下旬くらいだったかな。
そこからはまた平和な日々でした。
パパの足も順調に回復しています。
もうすぐパッと見はわからないくらいにキレイになると思われます。

DSC_0486.JPG

ところが、一昨々日の1月24日に仕事から帰ると「ママが小ちゃんを咬みまくってたから隔離した」との報告が妻と息子からありました。
見てみるともうぐったりしています。
目立った出血はありませんが、良く見ると全身咬まれたんだなとわかる感じでした。
「これはもう手遅れかな…」と思ったら翌朝には…。
亡骸は庭に植えた蜜柑の木の根本に埋めました。

小ちゃんは我が家で孵化しただけあって一番人慣れしていました。
手を差し出すと乗ってきてくれるのは小ちゃんだけ。
正直一番可愛いと思っていました。

ニホンカナヘビは多頭飼い可能と良く見聞きしますが、注意点はあります。
ケージが広くて隠れる場所があること、大きさが違い過ぎると共食いする可能性があること、一匹一匹の摂餌量を把握すること、繁殖期に気が荒くなることがあるので注意すること。
私はカナヘビを温厚だと思い込み、隠れる場所を軽視していました。
隠れる場所を増やすと、先ずは観察が難しくなります。
異常を発見する為に観察は重要です。
それから給餌も難しくなりますし、日光浴も難しくなるし、掃除もし難くなります。

最初は石組みで隠れ家を作ったんです。
でも夫婦仲が良かったからなのか慣れていなかっただけなのか夫婦だけだったからなのか、全然利用しなかったので石の数を減らしてしまいました。
思い返せばそれが「隠れ家の必要性はあまりない」という意識の始まりだったんだと思います。

DSC_0500.JPG

小ちゃんの死後、すぐに石組みを増やして隠れ家を作りました。
大ちゃんと中ちゃんがさっそく入りました。
もう少し石を増やそうかな。
手持ちはもう無いから買いに行かないとね。

もう後悔しても遅いんですが、もっと考えて工夫して飼育していかなければいけないと思いました。

石なんてその辺で拾えないのかと思いますが、探してみると見映えの良い石ってなかなか無いんですよねー。
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