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カナヘビちゃんベビー [ニホンカナヘビ]

今日の本題に入る前に、先ずはニホントカゲを手放した経緯を軽く説明せねばなるまい…。
前々回の記事でニホントカゲの大人が子供を食べてしまったと書きましたが、それが火種でした。
そのことに対する考え方というか感じ方の違い?
簡単に言うと、私は爬虫類…っていうか動物っていうのは共食いするものなんだと理解していて、天ちゃんが子供を食べたことも素直に当たり前に受け入れました。
しかし、妻にとってはそれなりの衝撃だったようです。
自分が飼っているわけじゃないけど名前までつけた可愛い天ちゃんが、これまた可愛いベビートカゲを食べてしまったので「なんでそんなことちゃったのよ!」…と。
まぁそんなすれ違いからいろいろありましたが、良く話し合って「お互い受け取り方が違うんだね」となって解決したわけであります。
まぁこれを読んだだけでは「そんなことで?」と思われるかもですが。
子供達(特に息子)にも気を使わせてしまいました。

で、先日仕事から帰ると息子からプレゼントがありました。
なんとカナヘビのベビーでした!
庭で捕獲したらしいんですが、どうやらニホントカゲの飼育を断念した私が喜ぶのではと思ったようです。
息子自身も好きですしね。
そんなわけで飼育することにしたのです。

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それにしても小っさ!!
体重を測ってみましたが、1g未満のようで計測不能でした。

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丁度コオロギが孵化した所だったので餌もバッチリです。
昨日も今日も12匹食べました。
あとは小さな蜘蛛も1匹。

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飼育はガラスケージだとスライドガラスの隙間から出てしまいそうなのでプラケースです。

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観葉植物に登ったりして元気に立体活動もしています。
顔のアップは恐竜みたいでカッコ良い!
小さいどころじゃないくらい小さいけど!(笑)

とりあえず目標は1gです(≧∇≦)

それにしてもこんなベビーがうちの庭に居たとは…。
ホントにこの辺でカナヘビはレアなのですよ。
トカゲはたくさん居るけど。

☆おまけ☆
ず~っと前にちょろっと話の中に登場しただけなのでほぼ初めましてだと思いますが、うちにはホワイトザリガニも居ます。

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苔で汚れた大きなザリガニが咲太郎くん。
うちへ来て丁度2年になります。
で、脱皮したばかりで真っ白なのが先月お迎えしたお嫁さんの柚ちゃんです。

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脱皮前も真っ白でしたが、脱皮後はもう透き通るような白で本当にキレイ。

咲太郎を迎えてからつい最近まではエアレーションも無い溜まり水での飼育でした。
ザリガニは水面にエラを出すことさえ出来れば、水中の酸素が無くなっても呼吸出来るのです。
でも、たぶんそれが苔の原因だと思います。
今はちゃんと外部フィルター完備の普通の水槽なんですが、咲太郎くんが少しずつキレイになってるような気がします。
柚ちゃんも全然苔が生えたりしなかったし。
でも咲太郎くんが真っ白になることは無さそう…。
去年の4月の脱皮を最後に全く脱皮をしなくなった咲太郎くん。
不思議に思って調べてみると、なんと♂は成熟すると欠損部の再生等の必要に迫られない限り、もう脱皮をしないんだとか。
咲太郎くんには申し訳ないことをしてしまいました。
欠損…は可哀想だから、何か他のキッカケで脱皮してくれると良いのですが…。

というわけでおまけはホワイトザリガニの紹介でした。

それではまた、せめて半月経たないうちに更新したい…とは思ってます(^^;
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息子とムカデ [その他]

閲覧注意!
タイトルからもわかるように、今回の記事はムカデが登場します。

本題の前に先ずお知らせです。
昨日の朝にニホントカゲの記事を投稿しましたが、捕獲から11日、天ちゃんは事情により捕獲した穴に逃がしてきました。
こちらの都合で本当に申し訳ないけど、家族と暮らしているが故の問題と言いますか…。
泣く泣くお別れしました。
まぁ天ちゃんにとっては自然に帰れて良かったのかもしれませんが。

さて本題です。
先月の24日、息子がムカデを飼いたいと言い出しました。
庭で体長10cmもあるムカデを捕まえたらしいのです。
我が息子ながらなんともマニアック…。
いや、むしろ私の息子だからだろうな(笑)
以前からサソリ飼いたいとかタランチュラ系のクモを飼いたいとか言ってましたからね。
庭で捕ったムカデなら確かに手近で楽しく飼育出来る毒虫かもしれません。
ここで強調しておきますが、私はムカデに興味無いし、どちらかと言えば苦手です(^^;
まぁ息子の飼育を手伝っているうちに可愛くも見えてきましたが…。
そしてそのムカデの飼育を許す心の広い家族。
ここでも強調しておきますが、妻と娘は当然私以上にムカデは苦手です(*σ´ェ`)σ

家族の許しを得てさっそく飼育開始。
とりあえず虫かごに放り込んでペットボトルのキャップに水を入れてあげました。
喉が乾いていたのかゴクゴクと飲んでいました。
ムカデが水を飲んでいるところなんて初めて見た。
庭で捕ってきたキリギリスっぽい小さな虫を与えると食べてくれたので給餌の第一段階はクリアです。
そして飼育環境がこのままというわけにはいかないのでレイアウトしました。

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少しでもイメージを明るく、ムカデが苦手でも印象が変わるような、でもムカデにとって悪くない環境を目指しました。
プリンカップに観葉植物を植えて、赤玉土の小粒を敷き詰めてます。
そこにちょっと身を隠せる小石や小枝とペットボトルのキャップに入れた水。
湿気が欲しかったら観葉植物のところへ、乾燥が欲しかったら石のほうへという感じで自分で選んで過ごしてもらう感じにしました。
それが良いか悪いかは分かりませんが。

餌虫を捕ってきてはせっせとムカデに与える息子。
給餌や水換えは息子に任せて、私は観葉植物と湿度の管理だけしてあげます。

そんなある日、夜勤明けで昼寝をしようと寝室へ行くと眠りに落ちないうちに息子がやってきました。
ムカデに咬まれたようで半泣きでした。
咬まれた指は赤黒く腫れています。
本人は石を持ち上げたら咬まれたと言ってましたが、嬉しそうに腕を這わせて妻に叱られていたような子なので本当にそれだけなのか怪しいです。
念のため受診しようと思いましたがお昼過ぎだったので夕方まで診察はしてもらえません。
とりあえず薬局へ行って効能に「ムカデ」と書いてある軟膏を買ってきました。
腫れも痛みも大したことなさそうなので一安心。
息子は受診を強く希望していましたが却下しました(笑)

それから更に数日、庭で餌をあげていた息子は油断して逃がしてしまいました。
私は仕事で居なかったんですが、泣いて悲しんでそれはもう酷い落ち込みようだったらしいです。

話は少し変わって(あとでちゃんと繋がります)、最近家族でプールに通ってます。
コロナ禍のせいで学校のプール授業が行えていないせいか、子供達は全く泳げなかったので水泳を教える為です。
海や川で溺死とか怖過ぎますからね。
そのプールの周辺には雑木林があって、夕方から夜まで泳いだあとはカブトムシやクワガタを探してから帰るというパターンが定着しつつあります。

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今のところ、観察するだけで持ち帰ることはありません。
どこかに居るはずのヒラタやノコギリが居たら持ち帰るかも(笑)

で、息子がムカデを逃がした翌日もプールに行ってクヌギの木を巡っていたところ、これまた大きなムカデが樹液を貪っているではありませんか。
息子を呼んで、(私が)四苦八苦して捕獲しました。
体長は前のムカデより大きくて11cmオーバーです。

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翌日、餌虫を捕りに行きたい息子でしたが生憎の台風真っ只中。
それでも根性で餌虫を捕ってきた息子。
それを捕食しているムカデを見てご満悦。
夜になって「父ちゃーん、昆虫ゼリームカデにあげて良い?」と息子。
樹液に来ていたくらいだから食べるんじゃないかと話していたので1個渡しました。

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さっそく食べてました(笑)
昆虫ゼリーを食べることがあるのは知ってましたが、こんなにモリモリ食べるとは意外。

息子も経験を積んで、咬まれないように、逃がさないように、上手に飼育していって欲しいものです。

それにしてもホントにマニアックだなぁ…。

以上が前記事で言ってたおまけ記事なんですが、めっちゃ長くなりました(^^;
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございましたm(__)m
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ニホントカゲの天(てん)ちゃん [その他]

ギリギリ1ヶ月経たないうちに更新です。
ツキイチ更新になってしまいそう。
書くことはあるんですけどね。
書いてないだけです。
というわけで、日々の出来事をかいつまんで書いていきます。

先月末頃、アスファルトが熱くならないうちにと朝からハルの散歩に行きました。
すると、道路に面した石垣からニホントカゲが半身を出して日光浴してたのです。
これは是非とも捕獲したいと思ったけどニホントカゲは鬼のように素早いから…。
というわけで一旦家に帰り、庭で餌になりそうなバッタを捕獲し、細い糸にバッタを括り、虫かごを持たせた息子を伴って戻りました。
最初は見当たらなかったけど、さっきとは別の穴から顔を出したトカゲ。
その目の前にバッタをポイッ。
すぐに見つけてバッタを追いかけて出てきたトカゲ。
食らいついたところで糸を持ち上げてそのまま虫かごに投入。
見事ニホントカゲをゲット!
実はトカゲ釣りは初めて。
前記事の卵騒動の時にトカゲ釣りの動画を観て初めてトカゲは釣るものなんだと知りました。
庭で見つけて何度か捕獲したことがありますが、いつも素手でしたからね。
食いついたらザリガニ以上に離さない感じで驚きました。
そして、動画でも言ってましたが、確かにこれは最も安全な捕獲方法だと思いました。
素手や網だとトカゲを傷付けてしまう可能性がありますからね。

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そしてこの子がその時のトカゲさん。
もう飼う気満々なので「天(てん)」と名付けました。
名前を付けた時は♂か♀か分からなかったのでどっちでも良さそうな名前にしましたが、どうやら天ちゃんは♀のようです。
ニホントカゲの雌雄を見分ける動画にとても分かり易いのがあって、それを見ると♂と♀では顔つきがまるで違うのです。
♂は顔が厳つくて頭部が大きめに見えます。
婚姻色と言うらしいんですが、アゴの下がオレンジっぽかったりもします。
それに対して♀は少しほっそりした顔で頭部も小さめで色白です。

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レイアウトした天ちゃんのケージです。
最初は35cmケージに入れたんですが、出来れば♂も捕獲してペア飼育したいのですぐに60cmケージに引っ越しました。

ニホントカゲを飼育してみて思ったのは…とにかくいつも土に潜っていて姿が見えません(^^;
一日(日中)のうち、四分の三は土の中です。
たまに出てきてバスキングしてるのは可愛くて良いのですが、潜っていると給餌のタイミングが難しいし、所在確認も難しいのが困る。
石や流木の下に居てくれたら良いんですが、完全に潜っているとお手上げです。

その給餌ですが、捕ってきた翌日にはピンセットからバッタや蜘蛛を食べてくれて、4日目にはフトアゴフードも食べてくれました。
かなり慣れるのが早い子だったのか、ニホントカゲはそんなものなのか…。
何せフードを食べてくれたのはありがたい。
しかし、何をどう食べさせていくのかは今後の課題です。
いつでも庭で餌虫が捕れるわけじゃないし、フトアゴフードばかりってわけにもいかないだろうし。
そんなわけでとりあえずイエコオロギを買ってきて産卵して貰って今は孵化待ちです。

それから失敗談。
天ちゃんを迎えてから数日経ったある日、我が家の庭や駐車場に何匹もトカゲが出没した日がありました。
フルアダルト♂、まだシマ模様が残ってるセミアダルト、青い尻尾の小さなベビーが3匹。
欲しかったアダルト♂は惜しいところで捕獲し損なってしまいました(すっっごく残念!)が、ベビーは2匹捕獲に成功しました。
天ちゃんのケージに放り込んで様子を見ていましたが、特に追いかける様子もなかったのでそのままにしていました。
翌日、ベビーの1匹は小さな蜘蛛を食べてくれましたが、もう1匹は食べませんでした。
そして翌々日、ベビーの尻尾が半分くらいになっていたのです。
理由は天ちゃんに攻撃されたことくらいしか思い付かなかったのでそのベビーは庭に放しました。
もう1匹も逃がそうと探しましたが見つからず、レイアウトを崩して床材もかき出して大捜索しましたが見つかりませんでした。
どうやら天ちゃんに捕食されてしまったようです。
大人のトカゲが子供のトカゲを捕食する動画もあったし、やっぱり体格差があると共食いしてしまうようです。
ベビートカゲ達には申し訳ないことをしてしまいました。

というわけで、ニホントカゲ飼育スタートです。
ただでさえ皆のお世話に休日を費やしてるのにまた増やしてどうするんだ…。
因みに、まだ捕獲してもいないのにニホントカゲ♂の名前はもう「空(そら)」に決定しています(笑)

おまけ記事も書くつもりだったけどニホントカゲ記事が予想以上に長くなったのでもう別記事にしようと思います。
ではでは読んで下さってありがとうございました。
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息子が拾ってきた卵 [その他]

ご無沙汰しておりました。
忙しかったわけでもなく、ちょっとブログ意欲が減退しておりました(^^;
まぁ、ちょっと凹む出来事もありまして。

先月の30日、息子が何かの卵を持って帰ってきました。

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大きさは1×1.5cmくらいで、21個もありました。
息子の話しによると、公園で友達と遊んでいて、石を持ち上げたらカナヘビのような生物が走り去って、卵が残されていたんだとか。
母親らしき生物は戻ってくる様子もなくて、放っておいたら卵が死んでしまうと思ったようなんです。

だけど、発生した爬虫類の卵は上下を保持するのが常識のようなもの。
なぜ上下を変えてはいけないかは省きますが、とにかく持ち帰った時点ではもうどこが上だったのかなんてわかりません。
息子は振動を与えないように注意して持ち帰ったらしいけど、小4の子供がどんなに注意してもかなりの振動だったはず。
そしてどれだけ転がったかもわからない。

持ち帰ってから3時間は経過しているであろうその卵をとりあえずキャンドリングしてみました。
すると驚いたことに21個全て胎動していました。
だけど、どこが上だったのか分からない…。
とりあえずキャンドリングで見えた色の濃淡から判断して「上かもしれない」位置に印をつけました。
そしてその印が上とは限らないので印の位置を全て上にはせずに、真横だったり斜め下だったりと、3パターンに分けました。

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そして拾ってから丸2日が経った時に生存確認として3個だけランダムにキャンドリングしました。



眼も尻尾もハッキリ確認出来て、元気に動いていました。
これであとは孵化を待つばかり。
そう思っていたのです。

しかし5日目、多数の卵にカビが発生。
カビが生えてるってことはその卵はもう死んでいる可能性が高いんですが、案の定でした。

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私は胎動が確認出来た9個をまた別の容器へ移しました。
湿度が高過ぎというか湿ったバーミキュライトに接してるのがダメなのかと思って、今度は鉢底ネットを敷きました。
しかし、あれこれ調べてみたけど結局原因を特定出来ないまま卵は全滅してしまいました…。

死んだ卵を開いてみた結果、キレイに3本のラインが入ったニホントカゲが出てきました。
ニホントカゲのお母さん、すみません…。
カナヘビとトカゲの成体は体色が似ているので息子は区別出来なかったようです。

そしてニホンカナヘビは卵を産みっ放しなのに対して、ニホントカゲは卵のお世話をするそうです。
転卵するのかどうかは分かりませんが、飼育下で卵を移動していたという記事がありました。

しかし、仮に転卵するとしてもいつどのようにするのかは全く謎ですし、いつでもどれだけでも転がしてOKなんてこともないはず。
管理が悪かったのか、それとも持ち帰った時点で悲劇のカウントダウンは始まっていたのか。
すべては謎です。

いやー、1匹だけでも孵化させてあげたかったなー。
トカゲ母さん、ホントにスミマセンでした( ノД`)…
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やっぱりカッコイイオリーブパイソン [オリーブパイソン]

暑いっすねー。
今日は今年初めて28℃を超えました。
マスクの中が汗で気持ち悪い~。

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もう先々月になりますが、オリーブパイソンを購入した爬虫類ショップに行ってきました。
オリーブパイソンの成長具合を話すと、「餌が小さい!
もっと太らせても大丈夫!」とのこと。
確かに、去年の9月くらいにラットM1(100~119g)に移行してから半年そのままでしたからね。
太ってると思って餌を少なめにしてましたがそんな必要はなかったようです(^^;

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そんなわけで給餌量を増やしました。
ラットM1を6日毎からラットM4(160~179g)を5日毎へ。
かなりの増量のはずです。

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が!
3月の身体測定から3ヶ月も経ってるのにあまり体長も体重も変わりないような…。
数値をここにしっかり記載する気が起きないくらいの伸びでした。

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今月で約3歳になりましたが…もう成長が頭打ち…なんてことはないように祈ってます。
緩やかにでも5歳くらいまでは成長すると思うけどな~。
3mオーバー頼みます!

そして今日のオリバーが私的にめちゃめちゃカッコイイポーズしてました。

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微妙に違うアングルとポーズを3枚。
んー、これならお絵かきに使えそうかな。
どれにしようか迷っちゃいます。
一番カッコイイ写真はどれですかね?
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